平成19年の厚生労働省の調べでは、タクシー運転手の平均年収は約342万円だそうです。
ちなみに月間労働時間は約202時間とのことでした。
夜勤などもありますから、決して短い労働時間ではありません。
バブル期には、お客さん待ちをしている暇もなく、フル活動といった光景もみられていたようですが、都内などでは、夜中、お客さん待ちをして、行列をつくって停車しているタクシーをよく見かけます。
タクシー運転手の仕事は、お客さんを乗せて走らないことには始まらないため、タクシー業界でも、お客獲得への競争が激しくなっています。
いろいろな職業別の平均年収を見ますが、拘束時間の割りにタクシーの運転手さんの平均年収は本当に低いです。
平成17年の調べでは、タクシーは人件費が原価の73.3%を占めており、これに次ぐのが石油情勢の影響を受けやすい自動車の燃料費で、利益が少なく、長引く景気の低迷などでタクシーの利用者が減少していまるのが現状です。
タクシー事業への新規参入を規制する「需要調整規制」が2002年に廃止され、タクシーの事業者だけではなくタクシー運転手にとっても厳しい状況となっているのです。